対面朗読ボランティア
対面朗読とは、当館利用者の希望する書籍や雑誌、各種墨字(活字)資料を利用者と朗読者1対1(対面)で、朗読者が利用者の「目の代わり」となって読む図書館サービスの一つです。対面朗読の便利なところは、新しい情報を即座に読んで、新鮮な情報が得られることです。また、利用者にとって必要な部分だけをゆっくり繰り返して読んだり、その場で分からないことを確かめながら、辞書などを使って調べたりなど、都合に合わせた読み方ができます。
対面朗読ボランティアは、利用者とテーブルを挟んで向かい合わせになり、利用者が希望する資料を読みます。対面朗読を行う場所は、点字図書館の対面朗読室、または長浜の「あいあいセンター」の部屋を使用いたします。
読む資料は様々なものがあります。たとえば、音訳されていない本や、新聞記事、会報誌、電化製品の取扱説明書、ギターの楽譜、英会話のテキスト、地図、宅配のカタログ、などです。すでに録音化されている資料については、承っていません。
ボランティアは初めて見る資料を、ただ「目のかわり」として読むだけではありません。利用者との会話や反応の中から、何を知りたいのかを理解し、ポイントを押えて、表現を工夫して読んでいます。限られた時間の中で、少しでも多くの情報が正確に伝わるように、効率よく読むことも心がけています。
対面朗読サービスまでの流れ
利用者より、希望日の7日前までに連絡が入ります。点字図書館開館中の10:00〜17:30の間で、1回2時間で受け付けています。利用者から対面朗読の依頼が入りましたら、点字図書館の担当職員よりボランティアの皆さんへ、対面朗読の希望日と読んでもらいたい資料についての説明など、ご都合を伺う連絡を差し上げます。ご都合が合いましたら担当職員より改めてご活動のお願いをいたします。対面朗読当日は、直接対面朗読の部屋までお越しいただき、ご活動いただきます。おおよそ、1か月に1〜3回ほどのご活動をお願いしています。
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